管理職としての再就職
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  理職・経営幹部候補として
再就職する。
  社内のリストラを進める一方で、経営幹部・管理職・事業リーダーなどの
採用に力を入れる企業もあります。背景には「新しい事業に取り組みたい」
「事業変革したい」「古い慣習を打破したい」といった切実な思いがあります。
これまでに社会で十分な経験を積んできた人を、リーダーとして迎えたい、
と考える企業に管理職や経営幹部候補として再就職するには、
どんな点に留意すれば、いいのでしょうか。

募集の背景を知る

既存の人材で対応できないからこそリーダーを中途採用する    「事業を変革したい」「新しい事業を立ち上げたい」と考えても、じっくり時間をかけて…という余裕のある企業はそれほど多くありません。
 スピードがモノを言う現代では、一刻も早く始めなければ、競合他社に先を行かれてしまうのです。ですから、事業を変革できる人材、新規事業に取り組める人材を、社内でイチから育てている余裕はありません。
 だからこそ、育成しなくとも既にそうした能力を持っている人材を、リーダーとして迎えたいのです。
 こういう背景があることは、認識しておかなければなりません。

企業発見〜就職までの流れ

 

 

ステップ1 自分のやりたいことを明確化

「自分が就職によって実現したいことは何か」と、その理由を考えます。
就職で実現したいこと、とは自分の将来ビジョンになります。
併せて、これまでのキャリア・積んできた実績や能力を考えた上で、
「何が自分にできるのか」を整理しておきます。
自分はどんな能力を身につけてきたか。
他の人と比較して、どういう能力に優れているか。
その能力は、どんな分野に応用できそうかをまとめます。
これは面接時、企業側にアピールする材料にもなります。

ステップ2 企業のミッションを把握

管理職・経営幹部候補として採用する人材に
企業側が求めているのは、ミッションの確実な遂行です。
募集企業はどんなミッションを求めているのか、を把握します。
このミッションの本質を見失わないことが、
入社後、リーダーとして力を発揮するための絶対条件となります。

ステップ3 ビジョンとミッションの比較

会社の「ミッション」と、自分の「ビジョン」を比較検討します。
例えば業界は違うが動き方は同じ、など完全に一致しなくとも
似ている場合は、どういう条件がクリアされればよいか検討します。
両者が完全に一致するケースはむしろ少ないでしょうから、
似ている点、応用できる点を探す方が可能性を広げられそうです。

また、企業の求めるミッションに、自分のどんな経験や知識が、
どのように生かせるか、をシミュレートしてみます。
ここでは自分の持つ経験や知識を、幅広くとらえるようにしてください。
例えば「ずっと営業畑だったから営業しかできない」ではなく、
営業管理職として部下をどのように指導・育成し、
目標達成してきたか、そのノウハウや組織運営方法の本質は何か、
それを他分野に生かす場合、どのような効果が望めるか、などと
自分の根本を洗い出すことで、スキルの生かし方が見えてきます。

ステップ4 企業風土の吟味

管理職・経営幹部候補と言っても転職者です。
新しい雰囲気に慣れるのには時間がかかるでしょうし、
リーダーとして部下を掌握するにはさらに時間を要するでしょう。
また、企業のミッションも、時間と共に変化する場合があります。
ミッションを決定する経営トップと密な連絡をとっていなければ、
誤った方向へ事業を進めてしまいかねません。
経営トップと、あるいは部下と、うまくコミュニケートできそうな会社か、面接の際にじっくり見極めるように心がけます。
コミュニケーションに自信が持てれば、
ミッションの遂行についての支障がかなり減ります。

管理職・経営幹部候補を採用するにあたり、
企業側は大きな期待と同時に、不安を抱えているもの。
これを意識し、自分の強みや募集企業に対してどんな貢献ができるか、を明確に伝えることが、成功のカギとなるでしょう。

ステップ5 過去へのコダワリは捨てる

過去の成功体験をそのまま新しい会社に持ってきても、
ミッションの達成はおぼつきません。
過去の成功体験から得た知識や能力を、
現状に合わせて応用していく、という姿勢が必要です。
むしろ過去の実績は捨てるつもりで、
自ら新しい環境・状況に慣れていく、という積極性は不可欠です。
こうした柔軟性を、募集企業の側も十分にチェックしています。



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